母方のお墓に行ってきました。
年に1度か2度しか訪れることはないです。
昨年の夏(お盆)、母の物忘れがひどくなり始めたころに母とふたりで行って以来です。
99歳で亡くなった私の祖母には妹がいたのですが、彼女が亡くなった日に私が生まれたそうです。
彼女の名前は菊乃さん、乳がんを患い、全摘出手術の甲斐もなく亡くなりました。
皆が菊乃さんの死を悼み悲しみにくれているころに、私は生まれました。
菊乃さんはとても美人で賢い人だったそうです。
(確かに遺影の写真は美しかったと記憶しています)
私は子供のころからよくこう言われました。
「ちこちゃんは菊乃さんの生まれ変わりだね」皆がそう言いました。
その頃は正直あまりいい気分ではありませんでした。
自分自身を否定されるような気持ちでした。
私は菊乃さんのように美しくもないし、賢くもないのに・・と。
ただし、私の胸がぺったんこなのは、きっと菊乃さんが美しい胸を切除したからなのでしょう・・・
急こう配の階段を70段ほど登ります。 お墓からの眺め 正面の山の斜面には民家が立ち並びます
本日の気温は28度とお天気お姉さんが言ってましたが、山の斜面のお墓では体感温度30度ほどでした💦
+17