1.青魚の認知症予防効果
秋刀魚(さんま)、鯵(あじ)、鰯(いわし)、鯖(さば)などの青魚には、DHAが多く含まれています。DHAは、オメガ3脂肪酸の1つで、人間の体内では作ることのできない栄養素です。
DHAは、脳細胞同士が情報のやり取りを行う回線の構成成分です。
青魚を食べることで脳細胞同士をつなぐ、新たな情報回線が作られ、情報伝達がスムーズになります。
つまり、青魚を食べることで、脳の働きが活性化し、記憶力、集中力といった脳機能を高めることができます。
2.わかめの栄養素:フコイダン
ネバネバ成分の一つで水溶性食物繊維のフコイダンには、免疫力の向上や生活習慣病の改善の効果があります。
免疫細胞を活性化させ、胃の調子を整えたり、アレルギーの緩和作用などがあることから、わかめなどのねばりのある海藻は体によいと言われています。
わかめの栄養素:カリウム
ワカメの栄養素として、カリウムが多く含まれています。カリウムは、体内に水分を保持するために必要な栄養素です。
また、神経刺激の伝達や、心臓と筋肉の機能を調節する働きがあります。ほかにも、腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制して、尿への排出を促す役目もあります。
3.サーモン
「アスタキサンチン」と「ビタミンD」がカギ. サーモンの身の赤い色素「アスタキサンチン」は強力な抗酸化作用を持つ成分で、エイジングケアの強い味方で若々しい身体作りに役立ちます。. その効果は、人参などに含まれる優れた栄養素「ベータカロテンの10倍」とも言われるほど。. また、サーモンにはホルモン分泌を整えると話題の栄養素「ビタミンD」も豊富。. もともと魚介に多く含まれますが、サーモンなど「マス科」の魚がダントツの含有量で、サンマの2倍、サバの4倍にもなります。老化予防が期待でき、代謝を上げて痩せやすい体を作るスーパーフィッシュです。
4.イワシ① ②(イワシ缶) (こちらをクリックするといわしの健康料理へ)
イワシの4つの栄養
DHA(ドコサヘキサエン酸)
悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やし、脳・神経組織の発育、機能を高めると言われ、また血圧を下げたり、血液中の中性脂肪を減らす作用があります。
EPA(イコサペンタエン酸)
人の体内でほとんど作ることのできない必須脂肪酸。悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増す、血中の中性脂肪を減らと言った効果があり、EPAを摂取すると赤血球自身が柔らかくなり、血液の粘度が下がりサラサラになるといわれています。
カルシウム
カルシウムは70mg/100gと多く含み、かつカルシウムの吸収率を上げるビタミンDも含んでいるので、効率よく摂取できるとされ、骨、歯を強化する効果があるといわれています。
ビタミンB2
細胞の再生やエネルギーの代謝を促し、皮膚や髪、爪をつくり、成長を促すとされる。B2は体内で過酸化脂質の分解を助けるといわれています。
5.さば缶 (👈こちらをクリックするとさば缶の健康料理へ)
ツナ缶に含まれているDHA・EPAは可食部100gあたり、それぞれ440mg・110mg。一方のサバ缶はなんと、DHAが1300mg、EPAは930mgと、ツナ缶の約3倍のDHAと、約9倍のEPAが含まれています。
6.あじ (👈こちらをクリックするとあじの健康料理へ)
魚類はたんぱく質をたっぷりとれる食品です。アジ一尾(約70g)には、たんぱく質が13.8g含まれています。ホルモンや抗体など体の機能を調節する成分もたんぱく質からできています。
DHA(ドコサヘキサエン酸)
アジをはじめとする青背の魚には、DHA(ドコサヘキサエン酸)という不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。アジ一尾(約70g)に含まれるDHAの量は、399mgです。 DHAには、動脈硬化をひきおこす原因となる「LDLコレステロール」を減らす作用があります。また、脳の発達に関わっているといわれています。
EPA(エイコサペンタエン酸)
EPA(エイコサペンタエン酸)もアジに多く含まれています。アジ一尾(約70g)には、EPAが210mg含まれています。 EPAは、DHAと同じようにLDLコレステロールにはたらきかけ、血栓を予防するはたらきがあるといわれています。そのほかにも、抗炎症作用や高血圧を予防する作用が期待されていますよ。
その他、「カルシウム」を摂取できます。アジ一尾(約70g)には、46mgのカルシウムが含まれています。
また、アジには、代謝に必要な酵素のはたらきを助ける「ビタミンB群」が豊富に含まれています。アジ一尾(約70g)に含まれるビタミンB群の量は、 ・ビタミンB1……0.09mg ・ビタミンB2……0.09mg ・ビタミンB6……0.21mg ・ビタミンB12……5.0mgで、 ビタミンB1には、糖質の代謝をサポートする作用があります。糖質を多くとる人はビタミンB1の消費量が増えるため、積極的にとりいれましょう。